梅雨空広がる両国です。
蒸し暑くて湿気が早くも身にまとわりついています。

午前中は紡績会社の部長さんがイタリアから情報を持って来てくださいました。
「これからのセレブは環境問題も熟知してのファッション、お洒落になりそうです。」と言われました。
実際に欧米の紡績会社は、お蚕（カイコ）さんまで殺さずに糸のみを取っていて、また広大な牧場、紡績工場では自家水力発電所まで備えているそうです。

トレンドの中にエコが含まれていることも当然とのことでした。
これぞ環境にも優しい地球との共生のファッションなのでしょう。

日本ではまだ時間がかかりそうですが、後れを取らずに普及されることを希望します。

天然原料の高騰、紡績、編立て、染工場さんの廃業と、本当に自分の周囲は荒れ放題です。
でも、こうしていつも温かく見守って下さるお客様の応援を背景に、自分も出来る限り頑張ろうと思っています。

葉に蛇皮模様が入りながら、５０弁の蝶牡丹咲きの血が入っている実生の優秀個体です。

これもまた難物なのですが、何とか自分の手の中で育ってくれています。
咲くまでは・・・、あと最低５年はかかることでしょう。