曇ったせいか冷たく涼しい風が吹いて、気持ち良い朝を迎えた両国です。
　朝の支度も８時過ぎには完了したのですが、その前に大納期遅れでトラブっていた生地も午前７時前には第一工場にチャーター便で到着を確認してホッとしています。

　工場長、副工場たちも早朝出勤して荷受けしてくれて、始業前から検反作業に追われています。
　キチンとした製品づくりこそ、お客様

との信頼関係の基本中の基本。

　たとえ生地屋に問題があったとしても安易な責任転嫁は、会社のプライドが許しません！

　いつも通りに真面目に地道にウソをつかないこと。
　これが事業繁栄の大元だと思います。　

　クレームなどほとんどありませんが、クレーム、疑問点に対しても正々堂々と正面切って対処するのが「勝平流」なんです。
　悪いところがあればキチンと謝罪しますが、明らかにそうでない場合は・・・。

　今の時代は色々とありますが、自分自身に後ろめたさが無ければ大丈夫です。
　これが自分の自信

に繋がっているのかもしれません。

　商売は「商い・あきない」です。
　飽きてしまったらオシマイだと、、、これも祖父母の教えです。

　昼近くになって、雨がパラパラと降り始めた両国です。

　午前中は金融機関の担当が来社、久しぶりだったので話すことも山積み。
　「用事が無くても、お茶だけ飲みにくればいいんだよ。」と言いましたが、今後どうなるでしょう。

　父は警察関係の行事で迎えの車に乗って出かけましたが、陽気が良くないのでちょっと心配しいしい見送りました。
　以前はパトカーでの迎えもあったそうですが、今は禁止だそうです。

　自分も一度で良いからパトカー

に乗ってみたいなあと思いますが、これはもちろん、善良な１市民としての話です。（笑）

　午後は一番でプリント屋さんが問題で来社でした。
　勇気を出して報告とお願いで来たのですが、自分に一喝されて、さぞや肝を潰したことでありましょう。

　先述しましたが、自分はクレーマーの様な意味不明で理不尽な事は言いません。
　単刀直入にズバッと言うので、後ろめたさのある人間にはかなり効くと思います。

　でも、商売は継続が大事でもあるもので、トドメは刺しません。
　同じことを繰り返さなければ、これを苦い経験として大きく商売が広がる担当者も少なくないのです。

　商売は多少の駆け引きはあったとしても、「真面目に正直に」が基本ですから。

　今日は加入している業界の工業組合の総代会でした。

　今回も議長として総会のお手伝いをさせて貰ったのですが、今年度で総代制度も終了なのです。
　組合員数が減り、ついに次回から総会制度に変わるのでした。

　生き残りをかけて必死でありますが、自分は今まで通りに進むだけです。

　アリとキリギリスのアリの如く、積み重ねてきた実績に今の時代のソースを加えつつ、皆様に少しでも受け入れられるように・・・。