昨夜はぐっすりとはいきませんでした。。。
　最終のブログを更新し、部屋で休んでいたところ母が大声で呼ぶのです。

　何かと思えば歌の

先生の訃報でした。
　容態が急変されたそうなのですが、もう絶句。ただ呆然とするだけでした。

　自分が先生と初めてお会いしたのが、小学校6年生の時でしたから35年からのお付き合いでした。
　18歳から歌のレッスンはご主人様の先生に付いていましたが、クラシックのリサイタルやディナーショーなど色々なところに連れて行って下さったのは

先生の方でした。
　もちろん、ステージに立つチャンスを下さったのも先生でした。

　「勝平ちゃんの声は不思議な音なのよ。ビロードみたいで音域はバリトンで、一曲聴くともう一曲聴きたくなるの。」とMDにいれて持ち歩いても下さっていました。

　もともと自分はボーイソプラノでしたが変声期に喉を痛めてしまったものですから、心配しいしいのレッスンでしたが生来の「歌好き」だったのでお二人から熱心に可愛がってもらいました。　

　今日からそのすべてが思い出になってしまいましたが、ここでペションと凹んではいられません。
　心を強く持ってお二人から頂いた教えを守って機会があれば歌っていきたいと思っています。

　今朝は一番で亡きお二人を思い出しながら、カンツォーネ「忘れな草」を一人で歌ってみました。

　午後からは四谷の教会の式に参列してきます。

　先生のイメージは優しいピンクの大輪のバラでした。
　バラの画像はありませんが、色がイメージにぴったりのアサガオがちょうどありました。

　このところの自分の体調不良はひょっとすると虫の知らせだったのかも知れません。

　元気のない自分ではありますが、それを察した第１工場長から電話がありました。
　「専務、来週末にはこちらは稲刈りです　今年の新米プレゼントの当選者

は多目にしましょうか？」と訊ねてきました。

　あ～もう稲刈りの季節なのでした

　お客様

をはじめ、身内に心配ばかりかけてゴメンなさい。。。
　
　これから支度をして

先生にお礼を言って参ります。
　姿は見えなくなっても、自分の歌声の中に

先生はずっと笑顔で生きていると思います。

　式も無事に済んで帰宅しました。
　懐かしい方とお会いしたり、先生のお嬢さんたちともお会いして、ようやく自分も落ち着きました。

　これからは如何にして自分の声を「オジサンの声」にならないようにすべきか、精進に努めるつもりです

　社に戻って仕事をし始めると、事務所の子に「専務！今日は１５日ですよ」と言われて慌ててお花屋さんに神仏の供花を買いに出ました。　

　お花屋さんも「今日はゆっくりでしたが、どうしました？」とニッコリ
　挨拶もそこそこに今日は濃ピンクのスプレーカーネーションに吾亦紅、、、相変わらずです。（笑）

　そして、台所で花器をハイターで消毒していると、いきなりミシミシと地震でした
　ちょっと手を休めて深呼吸。。。
　気を取り直してから、生けます

　さて、夜も更けました。。。と言っても10時前ですが（笑）

　皐月の水加減を確かめてから、休みます
　明日も素晴らしい穏やかな1日でありますように、ゆっくりと寝ようと思っています。

　さあ明日も早起きして、たくさんのパワーを動植物から貰うことにしましょう　

　まだしばらくは真夏日が続くようですが、皆様も「熱中症」にはくれぐれもお気を付けて下さいね