今日の目覚めは早く、６時過ぎには屋上で深呼吸をしていました。
　心地よい

風が吹き、空には「うろこ雲」が出現、朝晩はすっかり秋になっている東京です。
　大気が冷えてきて草木にも朝露が輝いて、まさに「白露」でありますね

　今日は父

と営業の若手二人の三人で出張に出かけました。
　そろそろ父一人ではちょっと心配なので、勉強も兼ねてちょうど良いボディガードです
　真面目な子たちなので、キッチリ６時４０分には出社して社長と出かけて行きました。

　きっと皆様

に近々良いご報告

ができることを信じています

　さて、今日は海島綿協会の総会なのですが、生憎、父も自分も用事があるので常務に頼んで出席しても貰うことにしました。
　総会よりも仕事優先は致し方のない事で、肝心の海島綿を普及させる方が優先ですから

　ただ、今年の海島綿の出来が非常に良かったので、来年の生地に関しても同じになるように協会の方には色々と投げかけています。
　樋口ウール同様に、「私は『海島綿』しか着ないのよ」と仰る、有難いリーピーターでこだわりのお客様

も少なくないので、自分も気は抜けません

　今日も元気に爽やかに、仕事に集中の日になりそうです

　我が師匠のご子息様

から画像を送って頂いた、究極の江戸変化アサガオの逸品です。
　何とも繊細な先日の花火を思い起こすような花ですね

　午前中に愛知のお客様

とちょっとお話を　　
　旅行先で着ていたコットンファクトリーをホテルのフロントのお姉さんに聞かれて、お教えしたところ「樋口さんって『ウールファクトリー』だけじゃないんですか？」と言われたそうです。
　その晩がTSVだったそうでお教えしたら、翌朝その方から「樋口さんのウールを買っちゃいました。」とまた言われて「ビックリしたけど、嬉しかった～」と仰っていました。

　旅先の一コマでしたが、QVCさん談義の中で「樋口」が出てきたのは嬉しくて、愛知の方

はちろんですが、旅先のホテルのフロントのお姉さん

にもお礼が言いたい気持ちで一杯になりました。
　ちなみに新潟県だったそうです。

　新潟県にも仲良しのお客様

がいらっしゃいますが、日本全国

に穏やかな気持ちでお付き合いの出来ることは幸せなことですね

　今日は比較的静かな社内でありますので、ここぞとばかりに「樋口ウール」の原反発注計算をしています。
　同じロットの原料の糸量から反物を割りだし、色に割り当てたり、端数をどうするか考えたり。。。
　簡単なのですが、けっこう面倒くさいのです。

　でも、異なるロットの反物を同じ釜で染めると発色が異なり、それこそ大変なことになってしまうのです。
　
　細やかな管理をして初めて「樋口ウール」誕生

となるのです　

　今日は自分宛の電話と工場からの電話以外は見事に鳴らず、まあ静かな１日でした。
　これは営業の子たちが自分たちの不在を各得意先にキチンとお伝えしたからでありましょう
　早速、明日出社したら褒めてあげようと思っています

　キチンと仕事をするのは当然のことですが、最近はその「当然」「当たり前」が出来ないのが当然{ショック}のご時世です
　「気働き」という言葉も死語になりつつあります。

　古めかしいかもしれませんが、これは日本企業

として「守るべきもの」と思っています。