2011.09.12 過去ブログ
口だけではねェ・・・ 追伸3
連日の真夏日にやっつけられている自分です
先週末から、いつもとは違う我慢できそうな鈍い頭痛におかしいなァと思いつつ、どうも遅ればせながらの「軽い熱中症」だったのかもしれません
猛暑から解放され涼風に吹かれ、そしてまた30℃越えの熱帯夜ではおかしくなるのは当然と思っています。
蘭や皐月も心配ですし、稚魚が目立ってきたメダカも心配です。
特に蘭はこういう陽気の時にいきなりバタッと枯れてしまう病気もあるので、ハラハラしています。
そのために特に注意しながら、蘭室は扇風機も柔らかく回して空気を撹拌させています。
最近は蘭の先輩から、「樋口さん、ランの栽培が上手く
なったね。」と言われるようになりましたが、これはもう試行錯誤と諸先輩が自分を可愛がってくれたおかげと感謝
しています。
上手に作られている先輩の環境も全く違うので、そのまま鵜呑みにしていたら絶対に上手くいくはずはありません
水やり一つとっても、回数、時間帯、全部違うのです。
ですから蘭の展示会なので、見学者
から「水やりは?肥料は?」などと聞かれてもお教えした後に必ず「環境が違うので、その点は十分にご注意を」と申し上げるのです。
偉そうに言っても「完璧」には程遠く、ですから正直に言えば、あまりお教えするのにも気が引けます
自分の先輩も同様で、まさに「鳴かない猫は、ネズミ捕る。」であります。(笑)
他人の水やりの回数を聞く前に、まず自分の作場の環境を熟知することが大切なのです。
国民から高支持率を得て船出した「野田内閣」ではありますが、まさに同様でしょう。
どうも肝心の仕事よりも、悲願の大臣就任だけで嬉しくてハシャイでいる方が目立って困りモノです。。。
挙句の果てに「失言の度に大臣辞職では、これから何も言えなくなる!」と開き直りまで民主党内から出る始末
これでは酷いと思った前政権と比べてみても良いトコなしで、経験・人材不足、乏しい人脈を加えたら。。。
唯一褒めるとしたら「政権交代」だけだったのかなと思います。
最近は「憧れる」よりも「反面教師」ばかりが目立ちます。
はやく「憧れ」の多い日本
に戻って欲しいと願うのは自分だけではないと信じています。
残暑に機嫌良く美しく咲いているアサガオですが、筒の白さが際立っています。
流星群
のように入る絞りも魅力的です
もちろん栽培は我が師匠のご子息様
であります。
ところで、今夜は十五夜ですね
天気予報を聞けば東京では久しぶりに素晴らしいお月見ができるのだそうです
ただ、空の雲を見れば、、、秋の雲は今いずこ・・・。
入道雲が遥か向こうにモクモクと出ています。
今年は特にとても風流に月を眺める心境ではありませんが、お月さまから偉大なるパワーを貰おうかなと思いながらの「お月見」になりそうです
午前中には江戸川のお客様
が遊びに見えられました。
さあ、午後からは糸商社さんの部長さんがみえられます、そして染工場さんにまたオーダーを流します。
秋冬物の最盛期の中で、今日も賑やかな社内であります
{にっこり}
全く暑い東京ですが、糸商社の部長さんはそれを察して不二家のペコちゃんアイスシューをお土産に持ってきてくれました。
応接室では通販誌に掲載されている、ウールファクトリーを見て感心することしきりでしたが、「ホントにいつも作る側は大変ですよね、特に国内ではお気の毒くらいです。。。」とポツリ。。。
いやいや全くその通り、、、楽なことはありません
でも、応援して下さるお客様
がいらっしゃる限りは頑張れるというものです
そうこうしているうちに染工場の社長さんから電話がありました。
内容は「色ブレの染め直しが上手くいかず、今日は来られない。」との事でした。
急ぎの反物ではありますが、「色ブレ」は論外
自分から「ダメだし」が絶対に出るのを察した社長さんでありました。
でも、これが大事なんです
個人的には仲良し
でも、仕事ではお互いにナアナアにならないところが重要です
8年ぶりに熱帯夜の十五夜になった東京です。
我が家周辺は強い川風が今夜も吹いているのですが、もう真夏
の夜風とはちょっと違って助かっています
また、その川風{大波}のおかげで、蘭達はカラカラに乾いているので、たっぷりと潅水しました。
乾湿の差をつけてやるのも「蘭栽培」には欠かせないことなので、これは地の利で有難いことなのです
周りを味方につけての「蘭栽培」は、自分に大きな影響を与えています